2022年のコラム

   

今月のひと言

当社のコラム担当 「今が好き♪」 氏のコラムです。毎月連載します。

    
2022年 8月号 「高齢者ビジネス」New!
7月号 「都庁」
6月号 「バラ好き」
5月号 「リサイクルショップ」
4月号 「戦争と地球温暖化」
3月号 「特殊詐欺」
2月号 「岩国」
1月号 「元旦祭」
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8月号 「高齢者ビジネス」New!

 年寄りをターゲットにした『高齢者ビジネス』が盛んだ。筆者は日テレの長寿番組「笑点」のファンであるが、最近は何をさておいても見ると言うことはなくなった。司会者が 若返って当意即妙な進行とは言い難くなったこと、レギュラーが変わり、コロナで観客が局関係者となって盛り上がりに欠けることなどもあるが、何よりも気になるのは大喜利が 終わった後の大人用尿漏れパンツのコマーシャルだ。この番組ファンは高齢者が多いという思い込みもあって流すようだが、時間は午後6時、丁度晩酌時・ごはん時である。こう した時間帯に下用品を見せられるのはご免だ。

 パンツ・おむつ以外にも高齢者をねらった、夜間頻尿症、腰痛・ひざ痛の薬やサプリメントの新聞広告。介護養護施設・葬式・お墓の折り込み広告も頻繁に目にする。老化隠ぺ いの美容整形ビジネスなども高齢芸能人などを中心に流行っていて、相続税対策の終身保険・資産管理などの提案もある。若者の自動車離れで、国交省と自動車教習所が制度化し た高齢者講習もかつては無かった新手のビジネス。講習会修了証があれば認知症と視力を別にして運転の適性や運動能力は不問で更新でき、歳入増と教習所の顧客増以外にめぼし い成果もなく、高齢者運転の事故が後を絶たたない。  さて、小金持ちの高齢者をお客にしたビジネスの最たるものは例の電話詐欺だ。だましのストーリーを数人で演じ、まんまと高額を手中にして所得は非課税と、成功時はいいこ とずくめ。惜しむらくは犯罪であることだ。被害者には霊感商法と違って手元には何も残らず、係累や知人からは同情・非難ないまぜの目で見られてしまうから、重々用心が必要 だ。

 平均寿命は延びたが、人生100年時代とは言いすぎ。詐欺にも会わず人の厄介にもならず、最後まで人生を全うして終わるのは80・90代でも至難だ。令和3年の人口統計では 90歳以上が235万人、要おむつの0~2歳児もほぼ同じ254万人でおむつの需要は金額ベースでは両年齢層でトントンかもしれない。ちなみに100歳以上は86,510人とのこと。長 生きしたから幸せだとは限らない。せいぜい年金を高齢者ビジネスに還元しながら、無理せず適当に長生きするのがよさそうだ‥‥。

註:笑点は2013-8月号『テレビ好き』
  高齢者講習は2013-2月号『古希』を参照ください。


7月号 「都庁」

 『都庁』へ行く機会がありました。筆者は生まれてこの方転居しながらも東京住まいです が、都庁に行ったことはありません。一般に区や市町村が国と都道府県の行政手続きを代 行しますから、登録や申請・交付などはすべて役場・役所に行けば済んでしまい、都の事 業に参画したり、調査・研究などを請け負ったりでもしなければ都庁に行く必要がないの が普通です。もっとも見学会や庁舎内の展望台、売店やレストランの利用などは住民でな くともできますから、行こうと思えば誰でも都庁を始め他の県庁にも行くことはできるの ですが。

 さて、こうして都庁とは無縁な生活でしたが、コロナ禍のおかげで出かけることになり ました。実は家人はワクチン不要派でしたが初孫に会う為に接種を受ける気になったのが 昨年8月。筆者の場合は6月に町の2回目が接種済み、今頃一回目接種ができるところが ありませんでした。結局、町から都庁での接種を紹介されて、9月末に行くことになった 次第。会場は第一本庁舎北展望室と聞いて筆者が車で連れてゆくことに。無事都庁地下駐 車場について接種会場へ。受付のあと会場へのエレベーター口で接種券のない筆者は入場 不可と告げられ、展望室には行けずでした。待つ間に庁舎ロビーの全国観光PRコーナー で孫がうまれる山口県・岩国市・津和野などのパンフレットをもらい、東京の土産物や観 光センター、議会棟の売店などを覗いて時間をつぶし家人と合流、帰宅しました。彼女に はアストラゼネカ製が割り当てられ、当日は数人接種して終わりと、当時からマイナー。 隣のモデルナ社会場は並んで順番待ちだったとのことでした。

 12月の2回目接種もアストラで、同展望室でしたが、会場はパーティションで仕切ら れ、眼下の景色は望めなかったようです。この日は議会棟地下にあるレストランからそば 膳を選んで昼食。ほどなく昼休みでどの店も都職員などで満席や行列となりました。機会 があれば展望室にも行きたいと思っていますが、家人の3回目接種は未定。筆者の4回目 はこの7月15日予約済みで毎回同じファイザー製です。近頃は収まりかけた都の感染者 数も前週越えが続き、島根県ではここにきて過去最多を記録する勢い。こうなったらこち らは何十回でもワクチン接種を受けるつもりです。



6月号 「バラ好き」

 家人は『バラ好き』です。筆者はバラにはあまり関心がなく、盆栽派で野菜つくりや果 樹園の係りですが、NHK趣味の園芸で知られる小山内建のつるバラ講演会に同行したり、 バラ鉢の剪定や植え替えに手を貸したりでバラにも協力するようになりました。気が付く と門柱続きのブロック壁・隣家境のフェンス、石垣、トレリスやオベリスク、2階の張り出 しベランダの石柱沿いといたるところにつるバラが植えてあり、これからの時期は白・ピ ンク・黄とアイスバーグ・ジュランビル・ソンブレイユ・マダムアルフレッドキャリエー ルなどが次々に満開状態となります。  更に特出すべきはこれらの半数がさし木によって増やされたもので、10年ほど経った今 では幹径4~8cm、樹長5mほどに成長していることです。親木はプレゼントの切り花、娘 の結婚式で飾られたもの、旧自宅にあったものなどの枝で筆者は家人を「さし木名人」と 呼んでいます。バラ以外にも、秋グミ・ジューンベリー・ライラック・月桂樹・アジサイ・ ミモザ・クレマチスなどゴッドハンドによるさし木やさし芽で育ったものが何本も大きく なっています。

 バラはつる性・一季咲のオールドローズが原種でしたが19世紀後半に人工交配が始まり、 園芸品種が開発されて、四季咲き・大輪・房咲きのモダンローズ時代となりました。さら に切り花化や木立化も進んで、特に2000年代に英育種家開発のイングリッシュローズが人 気沸騰。現在はカップ咲き・ロゼット咲き・スプレー咲きと形態や新色も増えて園芸品種 は2万種を超えると言われ、愛好家でも見分けは困難。購入時の名札がなくなると、名称 不明となってしまいます。

 拙宅の玄関両脇にはつるバラ以外に木立形の鉢も多数並んでいます。白・ピンク・茶系・ 紫系は家人の好み、コテイヨン、ディスタントドラムスなど。筆者は黄色系が好みでクリ ーミー・エデン、ゴールド・バニーなどを購入して仲間に入れてもらっていますが、近頃 は枯れたり、植え替えたりの手間も増えて地植えにすることを考えています。幸い、春は マーガレット、秋にはコスモスが乱れ咲く10坪ほどの空き地が車庫前にあって、ここにバ ラアーチや東屋を作ってバラ園に改造する計画ですが完成時期未定です。



5月号 「リサイクルショップ」

 中古品販売店を『リサイクルショップ』と言っていますが、これも我が国お得意の和製 英語です。英語ではSecond-Hand Shopあるいは同Storeと言うそうです。さらにリサイ クルとは使用済み品を材料に戻して新たな製品に再循環させることで、中古品をそのまま 使うならリユースと言うべきなのです。とは言っても、リサイクルショップで不都合がな いせいか一般的になりました。さすがに、販売事業者の団体は自らを日本リユース業協会 と称していますが。  さて、筆者は以前から老舗の「Book Off」をもっぱら買う方で利用。冒険活劇や安野光 雅もの、最近で博雅堂出版の子供向け大判画集「おはなし名画シリーズ」全20巻を物色中、 すでに半分は入手済みです。別会社ですが、「Hard Off」 や「Off House」も覗き、PC用 品や雑貨などを買うこともあります。

 ところで3月末、不用品を整理したついでに売ってみることにしました。Hard Offにオ ーディオ用品11点。アンプ3,000円だけがマアマアの買い取り額、他はFMチュナー等200 ~500円。ばかばかしいのはビデオカメラ50円など、総額5,405円で売却。次Off House、 キャンプ用品など9点。ソロキャンプばやりでコールマンのラジュース・ランタンが各4,000 円と予想以上でしたが、大きなアイヌ木彫り5点で500円のトホホ、総額12,500円。飲み 代とゴルフ代に消えました。第2弾でカメラや工具類を始末しましたがこちらは散々。ど れも稼働品、フィルムカメラ・ジグソー・丸のこが100~300円。三脚30円ストロボ20 円。スペイン製の大花瓶がたったの300円、釣りのスピニングリール50円、その他十数点 おまとめ100円のくたびれもうけでした。後日談ですが愚息がHard Offで家にあったダイ ヤトーンのスピーカーが3,000円で売られていたのを見たとのこと。筆者が300円で売っ たもので購入時は50,000円でしたから買い手に損はなさそうです。ダメついでにBook Off にも挑戦しましたがDVD・書籍各50点以上で1,355円。総じて、慈善団体のショップに 寄付した方がましでした。こうしたお店は売るより買う方がお得のようです。

 売りを経験した人たちが、オフ店に二束三文かただ同然で売るよりメルカリ・ヤフオク・ フリマで売るか、無料でバザーなどへの寄付に流れたりして、ショップが「お売りくださ い」と大書きしている気持ちが分かります。



4月号 「戦争と地球温暖化」

 『戦争と地球温暖化』がセットであることは専門的な知識がない我々にも理解できる。 弾薬・戦闘車両・軍用機・軍艦・ミサイルなどの兵器が大量に投入され、これらが二酸化 炭素を始め温室効果ガスを無制限に吐き出すからだ。今回のウクライナ戦争も同様。ロシ ア軍の砲撃・ミサイル攻撃とその被害が連日報道される中、軽装備ながら善戦しているウ クライナ軍ではあるが施設・建造物など都市破壊と市民の犠牲が続いている。  思えば産業革命以後も、こりることなく何百回も地域紛争や戦争が繰り返されてきたが、 その都度、兵器は強力になりエネルギー消費と破壊力が増大して今日に至っている。こう した戦争による気温の上昇や環境破壊がどの程度だったかは明らかではないが兵力の投入 量や期間、兵装の燃費、弾薬の消費量などから当時の地球全体のエネルギー消費量と戦闘 やその後の復興で消費したエネルギーを対比できれば算出可能かもしれない。

 ここで兵器などのエネルギー消費量を見ると、大戦中の重戦車の燃費は150~200m/L、 現代の最高燃費と言われる自衛隊の10式戦車が340m/L程度とあるが作戦行動中ではこの 5・6割となり、15km/Lの乗用車換算で80台分に相当する。戦闘機はF15の例では、空 中給油は別として6時間程度の作戦行動力があるとのこと。車で6時間走行なら600㎞、 40Lで済む燃料がF15では満タン7800Lを使いきるから、車195台分と膨大。弾薬・爆 薬ではロケット弾や爆弾などTNT火薬100~300k弾一発でガソリン換算11.8~35.4Lの エネルギーと等価である。

 戦争が省エネの対局にある以上、エネルギー問題や環境・気象変動問題、あるいは地球 資源・SDGsなどの観点から見ると軍隊と兵器は無用の長物であることは明白だ。COP26 (2021年11月英グラスゴー開催)でパリ協定の2050年目標として産業革命前の気温から 1.5℃上昇以下(現在の温度上昇は0.8~1.2℃と見られている)に抑えることに合意したが、 今年11月エジプトで開催されるCOP27では今回の戦争における戦闘での温室効果ガス排 出量とそれより数倍のエネルギーが必要と思われる復興・都市再建にかかわる温室効果ガ ス排出量などが見積もられ、戦争が地球の健康寿命を著しく損なうことを世界に示しても らいたいと思っている。未来に健全な地球環境と持続可能な世界を残すためには、戦争な どしていられないのだ。



3月号 「特殊詐欺」

 ここ数年減少傾向だった『特殊詐欺』の認知(発生把握)件数が昨年は4年ぶりに増加 したと、警察庁が2月初めに発表。ご承知のように、この詐欺は「オレオレ詐欺」、「振り 込め詐欺」から始まった親族・金融機関・警察・役所などに成りすました犯人に金銭をま んまとだまし取られる詐欺事件のことで、今日では日常茶飯事。特殊詐欺と言うより普通・ 一般的な詐欺となってしまい、呼び名として適当とは思えない。最近ではコロナ禍で医療 や健康保険への関心の高まりから医療費が戻るといった「還付金詐欺」が急増していると のことだが、口実は変わっても携帯電話からの指示でATMを使って送金させる手口と言う 点では従来型といえる。こうした一連の詐欺はすべて見ず知らずの成りすまし犯からの電 話で始まることから、『電話詐欺』と呼ぶ方が妥当だと思うのだが‥‥。これなら電話での お金の話に一層警戒心を持たせることができる。

 さて、この詐欺。2000年ごろから発生し始め、最初に報道されたのは2003年2月でこ の時、犯行の手口をオレオレ詐欺と呼んだのが始まり。初検挙はお手柄だったが犯行の手 口が紹介されるとたちまち模倣犯が激増。発生認知件数は2004~2008年が20,000件前後 と多く、この間の被害総額は毎年250~280億円。近年では2017年18,212件、2014年565 億円が件数・被害金額のピーク。昨2021年の認知件数は14,461件で前年の6.7%増(4年 ぶりの増加)、一方被害金額は278億円で2.5%減となった。犯行グループもだましの手口 に知恵を絞り、複数の成りすましを使った劇場型などで2020年からはキャッシュカード・ クレジットカード・貯金通帳をだまし取る新手を開発、成果を上げている。

 海外でも日本発電話詐欺の被害が顕在化し、米国ではGrandparents Scam、韓国では Voice Fishingと呼ばれ、ブラジル・スイスなど多くの国でも被害が報告されているとのこ と。それにしても被害者が借金して工面したとは聞かないから、大金を持っている高齢者 が多いことに驚く。近頃はATMに音声や張り紙で詐欺を警告するところが多く、NHK-TV では毎夕「ストップ詐欺被害」と事例を示して警告をしているが効果のほどは不明。ゼロ 詐欺が無理ならウィズ詐欺か、いずれにしろコロナ同様見通しはたっていない。

註:2013年4月号「振り込め詐欺」参照

2月号 「岩国」

 山口県は『岩国』へ行ってきました。航空券の予約時に「いわぐに」で検索したため空 港が出てこず、この地名は「いわくに」と濁らないことを知りました。茨城県も「いばら ぎけん」と思っていましたから、ほかにもこうした間違いを続けているかも知れません‥。  昨年11月末に初孫に会いに行ったもので、コロナも落ち着いて丁度良い時期でした。ご 承知の通り、年明けから新株オミクロンが勢いを増し特に、わが国の感染対策に拘束され ず直接入出国できる米軍基地内は全くのブラックボックス。案の定、沖縄を始めあちこち の基地でオミクロン株のまん延が発覚。今年のまん延防止措置は大都市をさておいて、真 っ先に沖縄・山口・広島の3県に適用されましたがいずれも米軍基地がらみ。広島県は岩 国基地の隣です。行き帰りの飛行機でも搭乗客の2・3割は米国人のようでした。

 さて、コロナ情報が先行しましたが岩国と言えば5連の太鼓橋で知られる錦帯橋。現在 の橋は2004年にかけ替えられたもので、旧橋体は競売され、宿泊した「岩国国際観光ホテ ル」が第1橋部分を落札したとのことで、橋が一望できる7階の温泉に通じる渡り廊下に 移築されていました。周辺の岩国城・その城主吉川家ゆかりの公園などが見どころ。  娘夫婦の住まいは錦帯橋から15㎞ほど西、旧山陽道に面し、徒歩圏内に宇野千代文学碑・ 吉田松陰宿泊の旅籠跡・高森本陣跡、JR周防高森駅と「獺祭」の朝日酒造精米工場などが あってなかなかの街でした。ちなみに当地では今や国際銘柄になった獺祭より「五橋」や 「雁木」などの地酒を勧められました。

 見ていて飽きない孫をあやす傍ら、夫君の車を借りて家人と共に瀬戸内海のハワイ、周 防大島を半周ドライブ。帰路は白壁と金魚ちょうちんの柳井市観光。翌日は一日かけて山 陰の小京都、津和野へも。森鴎外記念館は素通りし目指す安野光雅美術館で原画鑑賞、目 の前の津和野駅は工事中でしたがSLのD51が展示されていました。改築が終わり平穏な 日々になれば賑わいが戻ることでしょう。駅並びの食事処「みのや」で具だくさん「しこ たまうどん」の昼食、その後、街を見下ろす千本鳥居の太皷谷(たいこだに)稲荷に寄っ てホテル着。翌日、ホテルや空港でお土産を買い足して帰路となりました。  そろそろコロナが明けて娘夫婦とかわいい孫娘、椛(もみじ)がこちらに来ることを心 待ちにしています。

註;2021年12月号『初孫』を参照ください。

1月号 「元旦祭」

 この正月は氏神愛宕様の『元旦祭』の会計係を仰せつかりました。拙宅に神棚がありま す。筆者は神仏にはあまり関心がありませんが、それでも暮れには神棚を掃除し、庭から 採った榊を生けて正月の準備をします。  元旦にはお札を新しく入れ替えて燈明をともし、正面のガラス戸も開けて二拝・二拍手・ 一拝のお参りです。中央扉の奥に伊勢神宮から配布される「天照皇大神宮」のお札・右に 氏神八幡様の「八幡神社」護符・左に同「愛宕神社」のお札が並びます。義父存命時は左 に明治神宮のお札が納められ、愛宕様は脇に置かれていました。破魔矢は青梅市の「住吉 神社」参拝で買い求めますから我が家は4社の神様に守られていることになります。古い お札と破魔矢は松の内が終わると子供会が集めて回り、今年は10日にどんど焼きでお焚き あげされます。

 さて、元旦祭、午前11時開始。拙宅裏山にある宝光寺の秋川霊園内にある見晴らし台に 4尺四方程の小堂が建てられていて、これが近隣16軒の氏子が支える「愛宕神社」。古文書 には明治期の大久野(日の出町)の大火で焼失した神社に代わって戦後この地に復興され、 現在のお堂は平成6年に改修されたものとのこと。元旦だけ開帳され、八幡神社の宮司を 招いてお祓い・ご祈祷を行い、一年の安寧を祈願します。その後神前にご座を敷いての直 会。会計の役割はお神酒やお供えの準備と直会の準備です。暮にお供えの尾頭付き真鯛、 酢だこを予約して大みそかに受け取り、お神酒・ビール・箸・コップ・ミカン・つまみな どを用意します。祠に飾る燭台・鏡・お神酒とっくりなども持ち込み、参加者から会費を 集めて宮司を迎えます。毎年天気がよく、風雨や雪で中止になったとは聞きません。また この時期は空気が澄んで東京スカイツリーが遠く望め、祠の後ろには寺の鹿野大仏が間近 に鎮座して神仏共に拝めるといった具合。

 本来なら町内の囃子連を招いて舞とお囃子を奉納し、賑やかな元旦行事となるはずです が、こちらは例のコロナで2年続けて中止、今回は氏子10名と宮司の参加だけ。お賽銭も 年間千円に届かずでしたが、その分こぢんまり、おかげで話しとお神酒が進みました。元 旦祭に限らず、わが国に賑やかなお祭りが戻ることを願って、新年の挨拶といたします。

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